はじめに
Slackのフリー版の場合、メッセージの表示制限が10000件まで、ストレージ容量5GBなどの制限があるため、過去のメッセージなどエクスポートしておくこともあるかと思います。
エクスポートは各チャネル、ユーザーなどに分かれてJSON形式で出力されるため、後から見ようと思っても見にくいというか、、、見れないと思います。
今回はJSONをcsv形式に変換して見やすい形で保存しておく方法をご紹介します。
必要なもの
- Slack
データをエクスポートするSlackワークスぺースが必要です。 - Google Colaboratory
JSONをCSVに変換するプログラムを使用するため、実行環境が必要です。
- JSONをCSVに変えるプログラム
GitHubで公開されている下記のプログラムを使用します。
やり方
まずSlackからデータをエクスポートします。
方法は公式サイトに書いてあります。
次にGoogle Colaboratoryを開きます。
https://colab.research.google.com/
ファイル > Python3の新しいノートブックをクリックします。
左側の▷をクリックします。
ファイルタブをクリックし、アップロードをクリックします。
Slackからエクスポートしたzipファイルをアップロードします。
zipファイルを解凍します。
コードセルに下記を入力し、セルを実行ボタン▶を押します。
続いてGitHubからプログラムをcloneします。
コードセルに下記を入力し、セルを実行ボタン▶を押します。
必要なフォルダを作成しておきます。
コードセルに下記を入力し、セルを実行ボタン▶を押します。
プログラムを実行していきます。
コードセルに下記を入力し、セルを実行ボタン▶を押します。
次のプログラムです。
コードセルに下記を入力し、セルを実行ボタン▶を押します。
できあがったCSVファイルをダウンロードします。
ファイルタブの更新をクリックします。
outputフォルダに生成されたcsvファイルがありますので、ダブルクリックしてダウンロードします。
扱いやすい形式になったので、後は組み合わせれば『誰がどんな発言をしたか』簡単に閲覧する事ができます。
〆